
ドストエフスキー作品を読みたいから、おすすめ知りたい!
難しそうだから、初心者に読めるの?
今回はこんな疑問を解決していきます。
✔︎ 記事の内容
- 【ロシアの文豪】ドストエフスキーってどんな人?
- ドストエフスキー作品のおすすめランキング5選
✔︎ この記事を書いている人

こんにちは!ドストエフスキーの作品に何度も挫折したふじあきです。
今回は、ドストエフスキー作品のおすすめランキング5選を紹介していきます。
最後まで読んでみてくださいね。
では、やっていきましょう!
【ロシアの文豪】ドストエフスキーってどんな人?


ここからは、ロシアの文豪「ドストエフスキー」について紹介していきます。
ドストエフスキーについて
ロシアの小説家。トルストイと並んで19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠。
「魂のリアリズム」とよばれる独自の方法で人間の内面を追求、近代小説に新しい可能性を開いた。
農奴制的旧秩序が資本主義的関係にとってかわられようとする過渡期のロシアで、自身が時代の矛盾に引き裂かれながら、
その引き裂かれる自己を全的に作品世界に投入しえた彼の文学は、異常なほどの今日性をもって際だっており、20世紀の思想・文学に深刻な影響を与えている。
ドストエフスキーとは – コトバンク
現代になっても、文学作品に大きな影響力を持っているのがドストエフスキー作品です。
1846年の処女作『貧しき人びと』が様々な思想家たちから絶賛を受けますが、
1849年に空想的社会主義に関係して逮捕されます。
それが原因となり、シベリアに流刑されます。
ドストエフスキー作品って、ぶっちゃけ難しい?


正直、むずかしいわよ。でも、その分得られるものも大きいわよ
ふじあきが最初にドストエフスキー作品は、「カラマーゾフの兄弟」でした。
登場人物の名前がカタカナでややこしいし、一人に対していくつかのあだ名があるから、
誰が誰だか訳が分からなくなります。
そこで、このままじゃ挫折すると感じたのでこちらをみました。
そうすると、スラスラ内容が頭に入ってくるようになりました。
本当に中田敦彦さんには感謝しています!
それでは、ドストエフスキー作品のおすすめランキング5選紹介していきます。
ドストエフスキー作品のおすすめランキング5選


1位. カラマーゾフの兄弟
あらすじ
街で有名なカラマーゾフ家の主フョードルには、息子が4人いる。
なかでも長男のドミートリィは、父のフョードルと折り合いが合わず、常に喧嘩ばかりしていた。
そしてついに、ドミートリィはフョードルの殺害を計画する。
召使いのグリゴーリイによって止められるものの、翌日フョードルのが何者かに殺され、
さらに大金が盗まれていた。当然のようにドミートリィが疑われるが――。


村上春樹さんが「カラマーゾフの兄弟」にコメントしたって本当?


本当だよ。そのコメントの内容も凄くてね。
「世の中には二種類の人間がいる。 『カラマーゾフの兄弟』を読破したことのある人と、読破したことのない人だ」って、コメントしたんだよ。
あの村上春樹にここまで言わせるなんてどんだけすごいんだろうね笑
- あの村上春樹にここまで称賛されている
- 小説でありながら哲学書であると感じさせるほど内容が濃い
- ほぼすべてのジャンル(恋愛、哲学、ミステリー等)を網羅している


読み切るのに何ヶ月もかかったよ。それでも生涯忘れない作品の一つだよ
2位. 罪と罰
あらすじ
自意識の高い青年が「善い行い」として犯したある殺人。
気高い精神で遂行されたはずの野蛮な行為はいつしか自分を苦しめるようになり、少女の徹底された自己犠牲の生き方に心を打たれひれ伏してしまう…。
人間回復への強烈な願望を訴えた、ドストエフスキー後期五大長編小説に数えられる世界的名作!


「罪と罰」はデスノートのモデルということ有名よね


確かに有名だね。あのオリラジの中田敦彦さんも絶賛していたけど、それほどに深い作品だということだよね。人生で一度は読みたい小説の一つだね。
- 三人称で主人公に感情移入させずに進んでいく物語に注目
- 挫折しながらも読み終わった後の達成感は計り知れません
- 一生に一度は読む価値がある大傑作!?


難しそうだからと読むのを敬遠していました。
しかし、読み始めたら、大間違い。
途中から一気にのめり込んで止まらない!!
3位. 白痴
あらすじ
スイスの精神療養所で成人したムイシュキン公爵は、ロシアの現実についで何の知識も持たずに故郷に帰ってくる。
純真で無垢な心を持った公爵は、すべての人から愛され、彼らの魂をゆさぶるが、ロシア的因習のなかにある人々は、そのためにかえって混乱し騒動の渦をまき起す。
この騒動は、汚辱のなかにあっても誇りを失わない美貌の女性ナスターシャをめぐってさらに深まっていくのだった。
新潮社出版 木村浩訳『白痴』上巻裏表紙


「白痴」はドストエフスキーの後期五大長編の2作目なのよね?


そうだよ。ドストエフスキーは、ギャンブル依存症だったと言われているよ。それもあって、本がベストセラーになっても裕福な暮らしはできなかったそうだよ。
- ドストエフスキーが「美」を追求した作品
- 途中に登場するイポリートの『弁明』に注目!!
- 当時だからこそできた大胆な表現の数々。


ドストエフスキーが自作で最も熱愛した作品だったそうだね。読書後の満足感と余韻に浸りながら、寝たことを思い出すよ。
4位. 死の家の記録
あらすじ
思想犯として逮捕され、死刑を宣告されながら、
刑の執行直前に恩赦によりシベリア流刑に処せられた著者の、四年間にわたる貴重な獄中の体験と見聞の記録。
地獄さながらの獄内の生活、悽惨目を覆う笞刑、
野獣的な状態に陥った犯罪者の心理などを、深く鋭い観察と正確な描写によって芸術的に再現、
苦悩をテーマとする芸術家の成熟を示し、ドストエフスキーの名を世界的にした作品。
新潮社出版 工藤精一郎訳『死の家の記録』裏表紙


監獄での記録まで書いちゃうなんて、いい意味で頭おかしいわね


確かにすごい執念だよね。
この監獄での生活こそが、ドストエフスキーがこの後数々の大作を誕生させるきっかけになったとも言われているよ。
- 導入の小説仕立てから何が起こるんだろうかと物語に引き込まれていく
- 歴史と現実体験に裏打ちされた圧倒的質量を持つ名作
- 人間の本質と普遍性を顕著に表している物語


貴族と庶民の間の決して埋まらない溝を感じたよ
5位. 悪霊
あらすじ
1861年の農奴解放令によっていっさいの旧価値が崩壊し、動揺と混乱を深める過渡期ロシア。
青年たちは、無政府主義や無神論に走り秘密結社を組織してロシア社会の転覆を企てる。
――聖書に、悪霊に憑かれた豚の群れが湖に飛び込んで溺死するという記述があるが、
本書は、無神論的革命思想を悪霊に見たて、それに憑かれた人々とその破滅を、実在の事件をもとに描いた歴史的大長編である。
新潮社出版 江川卓訳『悪霊(上)』裏表紙


「悪霊」は実在の事件をもとに描いているの??


そうだよ。無神論的革命思想を悪霊に見立てて、それに憑かれた人々とその破滅を描いているんだ。
- 本書には、面白さよりも現代のテロへ至る心理を考察させられる魅力がある
- ロシア文学だからこそ味わえる文体
- 物語が進むごとにスピードを上げていく展開に注目!!


後半の怒涛の展開には息を呑んだよ
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それでは良い読書ライフを。
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