
伊坂幸太郎の小説が読んでみたい!おすすめはどの作品?
あわせて、作品ごとの魅力や感想も聞きたいな!
今回はこんな疑問を解決していきます。
✔︎ 記事の内容
- 【伏線の支配者】伊坂幸太郎とは?
- 【初心者必見】伊坂幸太郎の名作おすすめランキング5選
✔︎ この記事を書いている人

こんにちは!読書が大好きな人「ふじあき」です。
今回は、伊坂幸太郎の名作おすすめランキング5選を紹介していきたいます。
最後まで読んでみてくださいね。
では、やっていきましょう!
【伏線の支配者】伊坂幸太郎とは?


伊坂幸太郎の魅力は??
まずは、伊坂幸太郎さんが受賞した作品たちをみてみましょう。
- 1996年 第13回サントリーミステリー大賞佳作(『悪党たちが目にしみる』、大幅に改訂されて『陽気なギャングが地球を回す』として祥伝社から出版)
- 2000年 第5回新潮ミステリー倶楽部賞(『オーデュボンの祈り』)
- 2004年 第25回吉川英治文学新人賞(『アヒルと鴨のコインロッカー』)
- 2004年 第57回日本推理作家協会賞 短編部門(『死神の精度』)
- 2006年 平成17年度宮城県芸術選奨 文芸(小説)部門
- 2008年 第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞(『ゴールデンスランバー』)
- 2020年 第33回柴田錬三郎賞(『逆ソクラテス』)
参考:伊坂幸太郎公式サイトより


数々の賞を受賞しているのね。
今や知らない人はいないと言われる有名作家「伊坂幸太郎」。
伊坂幸太郎の小説を読んだことがあるなら、共感してもらえると思うのですが、
どの作品を読んでも、「一気読み」してしまうんですよね。
逆にいえば、読むことをやめられなくなるんです。
だからこそ、時間を忘れて伊坂幸太郎ワールドに引き込まれていってしまいます。
しかも、一つ一つの作品に個性的な設定もあり、


どうしてそんなすごい設定が思いつくんだ!?
と、感じたこともしばしばありました。
そんな伊坂幸太郎の作品を5つに絞って、ランキング形式で紹介していきます。
【初心者必見】伊坂幸太郎の名作おすすめランキング5選


5位. ゴールデンスランバー
あらすじ
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。
なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない―。
首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。
暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。
行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。
スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
新潮文庫『ゴールデンスランバー』裏表紙より


この作品を読んだ後、情報操作って怖いなって感じたな


確かに、主人公が情報操作によって悪役だと認識されてしまうって、恐怖を覚えるよね。
ちなみにこの作品は、第21回山本周五郎賞、第5回本屋大賞を受賞しているよ。伊坂幸太郎を語るなら外せない一作だよね。
- 伊坂幸太郎ワールド全開の展開に注目!?
- ケネディ暗殺事件がモチーフとした作品
- 後半に差し掛かると絶対に前半を読み直すこと間違いなし


自分が世界から追われている感覚になったよね。自分ならどこに逃げていただろうか。
4位. グラスホッパー
あらすじ
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。
どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。
疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!
新潮文庫『グラスホッパー』裏表紙より


え?あの伏線がここに繋がってくるの??って驚いたよ


僕もそれには共感するよ。伏線の置き方やその回収の仕方も本当に見事としか言えないよね。スリルのある展開もたまらないよね。
- 細かく切り替わる3人の殺し屋視点に注目!?
- 結末が読めない展開に手が止まらなくなる
- 最後の1行で「?」が浮かぶでしょう


最後の1行の意味が分からなくて、考察サイトをみたら衝撃を覚えたよ
3位. 重力ピエロ
あらすじ
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。
そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。
溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに‥
新潮文庫『重力ピエロ』裏表紙より


この作品のお父さんが最後までかっこいいわよね


そうだね。
血のつながっていなくても、それでもいいと思えるくらい最強の家族だよね。途中で登場する雑学も面白かったよね。
- 遺伝子という重めのテーマを扱いながらも軽快に読み進めれる
- ミステリとユーモアを融合させた作品
- 冒頭の一文「春は2階から落ちてきた」に心が掴まれる。


家族の絆が感じられる作品だよ。切ないけれど暖かいそんな話でした。
2位. オーデュボンの祈り
あらすじ
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。
江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。
嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。
次の日カカシが殺される。
無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。
未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?
新潮文庫『オーデュボンの祈り』裏表紙より


伊坂幸太郎さんの物語の締め方が大好きだわ


僕もそれには大賛成だよ。読み終わった後の満足感は本当にたまらないよね。何回読んでもいいと思える作品だよ
- いつの間にか不思議な世界に魅了される
- 伊坂幸太郎作品の中ではファンタジー色強め
- 2000年 第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞!


「オーデュボンの祈り」は伊坂幸太郎さんのデビュー作です。現実にはありえない設定をデビュー作に持ってくるあたり惹かれるものがあるね。
1位. 逆ソクラテス
あらすじ
逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に
巻き込まれながらもアンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!
無上の短編5編(書き下ろし3編)を収録。
新潮文庫『逆ソクラテス』裏表紙より


一位に短編集を持ってくる理由はなんなの??


伊坂幸太郎作品の中で一番読了後の満足感があったからだよ。先入観で物事を決めつけるのは間違っているということを教えてくれる作品だったね
- 小学生が主役の作品、大人になった自分を見つめ直せる
- 「僕はそうは思わない」このセリフに力をもらえる
- 大人になっていく子供達に読んで欲しい作品


伊坂幸太郎作品の最初に読んだのが「逆ソクラテス」だったんだ。
読む手が止まらなくて、一気読みしたのを覚えているよ。
【本が好きな人必見】1冊10分で読破できる方法とは?


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それでは良い読書ライフを。
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