
貫井徳郎の小説を読みたい!おすすめは?
あわせておすすめポイントも解説してほしい!
今回はこんな疑問を解決していきます。
✔︎ 記事の内容
- 【ミステリーの申し子】貫井徳郎とは?
- 【最悪の後味】貫井徳郎の小説人気おすすめランキング10選
✔︎ この記事を書いている人

こんにちは!年間300冊読破しているふじあきです。
今回は、貫井徳郎の小説人気おすすめランキング10選を紹介していきます!
最後まで読んでみてくださいね。
では、やっていきましょう!
【ミステリーの申し子】貫井徳郎とは?


貫井徳郎のすごさとは!?
まずは、貫井徳郎さんが受賞した作品を見てみましょう。
- 1993年 – 『慟哭』で第4回鮎川哲也賞候補。
- 1997年 – 「子を思う闇」で第50回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補[11]。
- 2005年 – 『追憶のかけら』で第58回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補。
- 2006年 – 『愚行録』で第135回直木賞候補。
- 2009年 – 『乱反射』で第141回直木賞候補。
- 2010年
- 『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。
- 『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。
- 2012年 – 『新月譚』で第147回直木賞候補。
- 2014年 – 『私に似た人』で第151回直木賞候補。
出典:ウィキペディア


いくつもの作品が直木賞候補に入っているわね
これを見れば一目瞭然だと思いますが、
世間から評価されているということがわかりますね。
ちなみに、「慟哭」は貫井徳郎さんが失業している時に書いたそうですよ。
それでは、貫井徳郎の小説人気おすすめランキング10選を紹介していきます!
【最悪の後味】貫井徳郎の小説人気おすすめランキング10選


10位. 光と影の誘惑
あらすじ
銀行の現金輸送車を襲い、一億円を手に入れろ――。銀行マンの西村は、競馬場で出会った男とすぐに意気投合した。ギャンブルに入れ込む自分を非難する妻から逃げたい。ひと旗あげたい。鬱屈するような日常に辟易した二人の男たちが巧妙に仕組んだ、輸送車からの現金強奪計画。すべてはうまくいくかのようにみえたのだが……。男たちの暗い野望が招いた悲劇を描いた表題作ほか、平和な家庭を突如襲った児童誘拐事件、動物園での密室殺人、ある家族が隠し続けた秘密など、名手が鮮やかなストーリーテリングで魅せる、珠玉の傑作中編ミステリ4編。
東京創元社『光と影の誘惑』裏表紙より
- 人間の闇がリアルに描かれている
- すんなり読み進められる表現力にあっぱれ
- 4つの短編集はどれをとってもハイレベル。
9位. 罪と祈り
あらすじ
スリルと感動のどんでん返しミステリ!警視庁を震撼させた世紀の誘拐事件の真実とは?元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。当初は事故と思われたが、殴られた痕がみつかった。真面目で正義感溢れる男が、なぜ殺されたのか。息子の亮輔と幼馴染みの賢剛は、死の謎を追い、賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。隅田川で死んだふたり。そして、史上空前の未解決誘拐事件の真相とは?
男たちの絆と葛藤を描く、慟哭の長編ミステリ!
実業之日本社文庫『罪と祈り』裏表紙より
- 作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年記念作品
- 読む世代によって、好き嫌いが分かれる
- 作者の繰り出すテクニックが随所にあり
8位. 被害者は誰?
あらすじ
豪邸の庭に埋められていた白骨死体は誰なのか?黙秘する犯人。押収された手記から被害者を特定する表題作の他、本格の粋を極めた全4編。頭脳も美貌も態度もスーパーな安楽椅子探偵、吉祥院慶彦の名推理。
講談社『被害者は誰?』裏表紙より
- 目撃者、被害者、誰が探偵かを捜すという趣向で構成
- ユニークな4編を収録。
- 短編でサクッと読める
7位. 紙の梟 ハーシュソサエティ【最新作9/27時点】
あらすじ
ここは、人を一人殺したら死刑になる世界――。私たちは厳しい社会(harsh society)に生きているのではないか?
そんな思いに駆られたことはないだろうか。一度道を踏み外したら、二度と普通の生活を送ることができないのではないかという緊張感。過剰なまでの「正しさ」を要求される社会。
人間の無意識を抑圧し、心の自由を奪う社会のいびつさを拡大し、白日の下にさらすのがこの小説である。恐ろしくて歪んだ世界に五つの物語が私たちを導く。
文藝春秋『紙の梟 ハーシュソサエティ』裏表紙より
- 五つの物語で構成された短編集
- 重いテーマとエンターテインメントのミステリーが融合
- 「死刑制度」について考えさせられる
6位. 崩れる 結婚にまつわる八つの風景
あらすじ
仕事もしない無責任な夫と身勝手な息子にストレスを抱えていた芳恵。ついに我慢の限界に達し、取った行動は…(「崩れる」)。30代独身を貫いていた翻訳家の聖美。ある日高校の同級生だった真砂子から結婚報告の電話があり、お祝いの食事会に招待されるが…(「憑かれる」)。家族崩壊、ストーカー、DV、公園デビューなど、現代の社会問題を「結婚」というテーマで描き出す、狂気と企みに満ちた8つの傑作ミステリ短編集。
角川文庫『崩れる 結婚にまつわる八つの風景』裏表紙より
- 著者のセンスを感じれる短編集
- あっという間に読み終わる
- 短編で様々な「崩れる」が詰まっている
5位. 後悔と真実の色
あらすじ
“悪”を秘めた女は駆除するー。
若い女性を殺し、人差し指を切り取る「指蒐集家」が世間を震撼させていた。
挑発する犯人と刑事の執念。 熾烈な攻防は驚愕の結末へ。
第23回山本周五郎賞受賞作品!!


この作品の魅力はずばりどこ??


貫井徳郎らしさが存分に発揮されているところだね
- 中盤以降に繰り広げられる怒涛の展開に注目!!
- 超長編の700ページもの大作だが、ページをめくる手は止まらない。
- 刑事たちの思惑がメイン。刑事のリアルが映し出されている。


貫井徳郎の特徴は、一冊のボリュームが半端なく多いところ
4位. 私に似た人
あらすじ
小規模テロが頻発するようになった日本。
10人の主人公たちが持つそれぞれ掲げる正義とは??
犯人たちは直接繋がりは無いものの冷たい社会に抵抗するレジスタンスと名前を公表する集団。
“平凡”な人々のテロに対する無関心、傍観、軽蔑、共感、煽動が絡み合う作品。


「テロ」がテーマの作品よね?


そうだよ。貫井徳郎はこの作品を通して世界中で起きている「テロリスト」にメッセージを送ったんだと僕は思うよ
- 抑圧された人々の心情が感じられる作品
- 実際に起これば皆が注目する非日常を通して、「テロ」という問題を考えられる。
- 読むのがしんどくなるなひたすらに重い展開が続きます。


日々、抑圧された人々の心情が響いてきたな
3位. 愚行録
あらすじ
ある日、一家四人が惨殺された
理想の家族に見えた彼らはなぜ殺されたのか…
各々が生きている上で犯している愚行の数々、
一つ間違えば 殺される側になるのか、殺す側になるのか
誰にでも有り得る事なのかも知れない。第135回直木賞候補作品。


貫井徳郎の作品に出てくる登場人物って、嫌なやつばかりよね


そうだね。特に「愚行録」に出てくる奴らは最低なやつしかいないからね。
気分が悪くなるから、読むタイミングには気をつけるべきだね。
- 人間の愚かさを記録にまとめたような作品
- 読みやすさもあるけれど、読んだ後は嫌な気持ちにさせられる
- 小さな積み重ねが大きな悪につながっていることを痛感


読書後の疲労感が半端なかったな、まじで読むタイミングには注意してください笑
2位. 慟哭
あらすじ
連続する幼女誘拐事件の捜査は行き詰まり、
若手キャリアの一課長は世論と警察内部の批判を受け懊悩する。
怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、
人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成力と筆力で描破した本格長編ミステリー。


貫井徳郎さんの筆力は凄まじいし、構成力も頭一つ抜けているわよね


そうそう!本当にすごいと思うよ。
目を背けたくなるような展開なんだけど、
畏敬の念を込めて没入しちゃうんだよな
- 貫井徳郎の渾身のデビュー作!!
- 「本当に伏線回収できるの?」と疑問に思うが、最後の数ページに真実がある。
- 家族のために全てを投げ出す主人公に共感。


正直、途中でオチがわかるんだよね。それでもなお衝撃を受けるラストにさらに驚いたよ。
1位. 乱反射
あらすじ
小さな悪意たちが幼い命を殺してしまった。
街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……
ありふれた市民たちのエゴが原因で、悲劇は起こる。
残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、
法では裁けない「罪」の連鎖だった!


この作品をなぜ「1位」にしたの?


それはね、日頃無意識のうちにやっている行いが誰かに影響を与えていることに気づかさせてくれる作品だからだよ
- 数多くのマナー違反が負の連鎖を重ね悲劇を引き起こすという物語
- 読めば読むほど、タイトルの意味がわかっていく。
- 良心のかけらも無い登場人物にイライラするでしょう。


本当にジメジメした展開で日頃の行いを改めようという気持ちになるよ
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「flier」(フライヤー)ってどんなサービス?
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「flier」(フライヤー)とは、
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そう考えれば、安く感じるね
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こんなに面白いサービスがあるんなら、もっと早く知りたかったと後悔したのを覚えています。
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それでは良い読書ライフを。
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