
米澤穂信の小説を何から読めば良いのかわからねー!
今回はこんな疑問を解決していきます。
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- 米澤穂信のおすすめ小説ランキング5選
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こんにちは!睡眠欲より読書欲のふじあきです。
今回は、【直木賞受賞作家】米澤穂信のおすすめ小説ランキング5選を紹介していきます。
最後まで読んでみてくださいね。
では、やっていきましょう!
米澤穂信のおすすめ小説ランキング5選


5位. 本と鍵の季節
あらすじ
図書委員の男子コンビが挑む謎解きの物語
堀川次郎、高校二年で図書委員。不人気な図書室で同じ委員会の松倉詩門と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、本には縁がなさそうだったが、話してみると快活でよく笑い、ほどよく皮肉屋のいいやつだ。彼と付き合うようになってから、なぜかおかしなことに関わることが増えた。開かずの金庫、テスト問題の窃盗、亡くなった先輩が読んだ最後の本──青春図書室ミステリー開幕!!
集英社文庫『本と鍵の季節』裏表紙より


高校生が謎をどんどん解明していく作品なのよね??


そうだよ!本と鍵がキーワードなる事件を解決していきます。この2人の会話やその距離感が非常に魅力的!!続編も出るようなので実はめちゃくちゃ楽しみに待っています。
- 丁寧な伏線回収、初めてのミステリーでも安心
- 爽やかなミステリじゃなくてほろ苦い青春ミステリ
- テンポが良くて、非常に読みやすい


些細なことが伏線となっており、物語を読み進める手が止まらなかったよ
4位. インシテミル
あらすじ
車を買う金欲しさにアルバイト探しをしていた学生・結城がコンビニにあった求人情報誌で見つけたのは、時給11万2000円という破格の好条件の仕事。
それは、1週間「ある人文科学的実験の被験者」になるだけという、短期のアルバイトだった。インターネットや雑誌を見て、山間にある施設に集まったのは12人の男女。
彼らは、実験の内容を知り驚愕する。
それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった――。
地下の実験用施設「暗鬼館」に閉じ込められた12人。最初の殺人が起こり、疑心暗鬼に駆り立てられる参加者たち。互いに推理を戦わせ始める彼らを待ち受ける衝撃の運命とは!?
文春文庫『インシテミル』裏表紙より


登場するミステリの知識があればもっと楽しめただろうな~


古典ミステリを知っていたほうが、より楽しめる作品だよね。ホームズ作品が好きな人なら安心して読了することができる。
- 映画化は酷評の嵐。原作は絶賛の嵐。
- 読者も一緒に犯人を当てる楽しさも味わえる
- 一回読んだだけでは回収できない伏線に驚愕!?


数々のギミックの使用と巧みな話術とで瞬く間に引き込まれること間違いなし!
3位. 満願 【山本周五郎賞受賞】
あらすじ
死にたい人たちのあいだで、随分評判らしいのよ。
磨かれた文体と冴えわたる技巧。この短篇集は、もはや完璧としか言いようがない――。驚異のミステリー3冠を制覇した名作。
「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが……。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、「夜警」「関守」の全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔
新潮文庫『満願』裏表紙より


6つの短編で構成されている作品だわ


ミステリーではなく、サスペンス要素が強めの印象を受けたよ。
どのお話も最後の最後でゾクッとさせてくるよ。基本的に元気がない時は読むことはオススメしませんよ。
- 人間という生き物のが一番怖いことが伝わる
- 個人的には、万灯と関守が好きです笑
- 全部で6編の独立短編集


ゾッとする恐怖が凝縮された素晴らしい作品でした。
2位. 黒牢城 【第166回直木賞受賞】
あらすじ
本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。
KADOKAWA『黒牢城』裏表紙より


テーマは「時代小説×ミステリー」よね


ミステリとしても、歴史ものとしても極上のエンタメ作品だと思ったよ。登場人物が多いから、電子書籍よりも紙の書籍をおすすめします!読めばわかる半端ないやつです。
- 「先はわかる」けど「展開を読めない」
- 物語の加速感が素晴らしく、気持ちの良い読書感
- 官兵衛の強者感に注目!!


第166回直木賞受賞作に選ばれたのも納得の面白さ‥
1位. 氷菓
あらすじ
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!
角川文庫『氷菓』裏表紙より


古典部シリーズの1作品目よね??


その通り!!若い人に人気の高い作品だよね。
京アニがアニメ化もしているから、認知度も非常に高いんだ。古典部シリーズを全て読んだら、作画もとても綺麗なのでアニメを見てみるのもおすすめです。
- ラストの一文に驚かされる
- 軽めの学園ミステリー、疲れていても読みやすい
- 高校時代に戻ったような気持ちになる


米澤穂信のデビュー作です。自分は米澤穂信をここからしりました。
今回紹介した書籍たち
【本が好きな人必見】1冊10分で読破できる方法とは?


1冊10分で読破できる方法なんてあるのかよ!
結論から言うと、1冊10分で読破する方法とは「プロの要約を読む」です
【超有益】「flier」(フライヤー)ってどんなサービス?
簡単にいうと、
「flier」(フライヤー)とは、
月額2000円で約2800冊からプロの要約を読めるアプリです。
自分は、「flier」(フライヤー)にハマりすぎて、1週間で100冊も要約を読み切ってしまいました。
こんなに面白いサービスがあるんなら、もっと早く知りたかったと後悔したのを覚えています。
主に、ビジネスパーソンにオススメの書籍の要約が1日1冊ペースで配信されます。
普通一冊読むなら、1日ほどかかるところを10分で読破することができます!
しかも、プロの人が作成した要約なのでとても分かりやすいです。
ここだけの話、そこらへんの書評ブログの要約とは、比べ物になりません。
詳しく知りたい!という方は
以下の記事に評判をまとめているので、覗いてみてくださいね。
それでは良い読書ライフを。
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