【要約・感想】「インプット大全」学び効率を最大化したい人へ

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ふじあき
ふじあき

こんにちわ!

ふじあきです。情報が溢れる現代社会において、何が必要なのか?

良質な「INPUT」が大事なんです!

そこで、インプットの極意をまとめた書籍を要約してみました。

ここ1週間、インターネットで見た情報をいくつ答えることができますか?

上記の質問に答えることはできましたか?

ある実験で、この質問をしたところ、思い出せる数の平均は3.9個だそうです!

1日に平均して20個のの情報を見ているとすると、1週間で140個ですよね。

ということは、インプットの97%が無駄になっているということです。

普段自分は小説や自己啓発本を読むんですが、内容を思い出せないことも多々あります。

この書籍には、どうしたら知識を素通りさせないかのノウハウがたくさん載っていました

それを紹介していきます。

インプット大全の評判

インプット大全の重要ポイント

  • 記憶にとどめて、初めてインプットが成立する。
  • インプットとアウトプットは表裏一体
  • インプットは「量」より「質」を重視する。

樺沢紫苑さんってどんな人?

  • 日本一アウトプットする精神科医
  • 映画評論家、作家、YouTuber
  • 北海道札幌市生まれ、江別市大麻育ち。
  • ベストセラー 「行動最適化大全」など

インプットの基本法則とは?

「インプット」と「アウトプット」は表裏一体

例えば、テニスの試合。ボールと相手の動きをよく見ながら、相手の次の動きを予測して、足は常に動いています。

つまり、情報を得る=インプットと、行動する=アウトプットを同時に行なっているのです。

このように、インプットとアウトプットは別々のアクションではなく、実際ほぼ同時進行で、同時処理されることが多い。

つまり、インプットとアウトプットは「表裏一体」と言えるのです。

会話も聞いて=インプット、話して=アウトプットの繰り返しなのです。

インプットとアウトプットを同時処理できるように意識していくことが重要となってきます。

そして、同時に行うことにより、より記憶にとどめ学びの効率を高めることが可能となります。

記憶にとどめて、初めてインプットが成立

インプットとは、「情報の入力」

脳の中に情報が入って、とどまっていなければ、「入力(インプット)」ではないのです。

ただの情報の素通り。「ただ聞くだけ」では、全く記憶に残りません。水がざるをすり抜けているように、情報が脳をすり抜けていく。これを著者は「ザル聞き」と呼んでいます。

インプットとは、脳の中に情報が入って(INする)、情報が置かれる(PUTする)。情報がインして、プットして、初めて「インプット」といえます。

つまり、人の話を何時間聴いても、記憶にとどまっていなければ何の意味もないのです。

科学的に記憶に残る本の読み方

アウトプット前提で「深読」が加速

重要なのは、「早く読む」「たくさん読む」ことではなく、「深く読む」こと。

私はそれを「深読」と言います。

私の考える「深読」の定義は、その本の「内容について議論できる水準」で読むということ。10分でその本の内容を人に説明できる。それを、「議論できる水準」です。

「深読」できるようになるにはどうすればいいのでしょうか?

答えは、「アウトプット前提」で読むことです。

そして、実際に読んだ後にアウトプットする。それだけです。本の感想をきちんと文章で書く。

本の感想を20冊も書けば、それだけで本の読み方は相当深まってくるはずです。

深読ができるようになれば、速読多読を掛け合わせることにより、さらなる自己成長が見込めるようになることでしょう。

「ホームラン本」に出会う確率を高める

本を選ぶというのは、ある意味「本の読み方」以上に重要と言えます。

本の深い部分まで吸収する「深読」ができたとしても、あまり内容がなかったり、

そもそも自分に必要でない知識が多ければ、全く自己成長につながらないからです。

本には、二種類の本しかないのです。

ホームラン本」と「三振本」です。

ホームラン本は、自分にとって役に立ち、自己成長させてくれる本のことです。

三振本知りたい知識が得られない、中身が薄い本のことです。

ホームラン本を選ぶためには、まずは書店に行き、実物を手に取り「見出し」をパラパラとめくることです。

「自分にとって必要な本」かどうかすぐにわかります。

学びの理解が深まる話の聞き方

学びを最大限にする「最前列」のススメ

学びは距離に反比例します。

距離が近いほど、多くの学びが得られる。

セミナーや講義は、最前列、あるいはできるだけ前の方で受講するのがいいでしょう。

「効率の良い聞き方」と「効率の悪い聞き方」が二つあります。

同じ時間、同じセミナーを受講していたとしても、学びの効果に10倍以上の差がでます。

効率の良い聞き方」とは最前列で話を聞くことです。

「効率が悪い聞き方」は、後ろの方で話を聞くことです。

なぜ、効率が良くなるのか?

答えは、「最前列に座ること」=「緊張する」

心理学では「適度な緊張が学習効率を最大化する」ことがわかっています。

スキマ時間を極限まで活用した学び

「満員電車で読書するなんて絶対に無理」と思ってる人。

耳学。すなわち「音声を聞くことで、耳から学ぶ方法」をお勧めします。

耳学のメリット

  1. 歩いている時間でも聞ける
  2. 運転中、作業中でも聞ける
  3. スマホとイヤホンがあれば、どこでも聞ける
  4. 活字が苦手な人に向いている
  5. 無料コンテンツが充実

あらゆる能力を引き出す最強の学び方

「そうなりたい人」を徹底的に真似る

あなたは、メンターはいますか?

メンターとは「師」「師匠」という意味で、何かを習うときの師匠や先生のこと

さらに広い意味で「人生の師匠」「人生の目標とする人物」という意味でも使われます。

メンターを持つと、自己成長が猛烈に加速していきます。

心理学で言うと「モデリング」が働くからです。

メンターに必要な条件は「リスペクト」と「そうなりたい」という想い。

その人のことを知り、真似ることが自己成長へとつながります。

学ぶの語源は、「真似ぶ」。

つまり、真似ることが学びの始まりです。

インプット大全の感想

映画やアニメの質問されても、今の自分はほぼ答えられないことに驚きました。

この本で言うと、ザル読みザル見になっていました。このことに気づけただけでも大きな自己成長だなと感じました。

でも、インプットしたことを記憶に残すことって実際に実践してみたら、非常に難しいでした。

これから、書籍に触れる機会があると思うので、その時にこの書籍で学んだことを活かしていきたいです。

インプット大全のまとめ

  • 記憶にとどめて、初めてインプットが成立する。
  • インプットとアウトプットは表裏一体
  • インプットは「量」より「質」を重視する。
  • 真似ることは学ぶこと。

参考文献

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